市役所に「戸籍」に関する証明書をもらいに行くと、
「謄本ですか?」「抄本ですか?」「附票ですか?」
と聞かれることがあります。
戸籍に関する証明書として、
●戸籍謄本
●戸籍抄本
●除籍の証明
●改製原戸籍
●戸籍の附票の写し
●身分証明書
●受理証明書などの書類をもらうことができます。
でも、それぞれ、どんな違いがあるのか、
知っている人は意外に少ないかもしれません。
こんなことを書いている私自身も、
恥ずかしながら、この仕事を始めるまで、
イマイチ良く分かっていませんでした
それぞれの証明書について、簡単にご案内します。
今日は、戸籍謄本についてです
戸籍謄本
戸籍謄本は、「戸籍全部事項証明」とも呼び、原本の内容を全て写している書面です。
その戸籍に入っている全員の事項を証明しています。
一組の夫婦とその子についての事項が記載されています。
●本籍地
●戸籍筆頭者の名前
●その戸籍に記載されている人全ての
・生年月日
・生まれた場所
・続柄
・亡くなった日
などの事項が具体的に記載されています。
戸籍謄本 出典:東京都北区 戸籍謄本見本
戸籍謄本が必要な時
では、具体的にどんな時に、戸籍謄本が必要になるのでしょうか。
①パスポートを作るとき・氏名変更するとき
②結婚したとき
→婚姻届を提出する役所に、戸籍がない場合は、婚姻前の戸籍謄本を提出する必要があります。
③年金を受け始めるとき
④公正証書遺言を作成するとき
⑤亡くなった人の遺産の相続手続きが必要なとき
しかし、戸籍謄本を必要とする手続き先によっては、発行日から○ヶ月以内の戸籍謄本と指定している場合があります。
②結婚したとき
→婚姻届を提出する役所に、戸籍がない場合は、婚姻前の戸籍謄本を提出する必要があります。
③年金を受け始めるとき
④公正証書遺言を作成するとき
⑤亡くなった人の遺産の相続手続きが必要なとき
戸籍謄本の有効期限
一般的に、印鑑登録証明書については、発行日から3ヶ月以内というのが有効期限がありますが、戸籍謄本はどうでしょうか?
通常、戸籍謄本には、明確な有効期限というものはありません。
しかし、戸籍謄本を必要とする手続き先によっては、発行日から○ヶ月以内の戸籍謄本と指定している場合があります。
戸籍謄本について明確な有効期限を定めていない場合でも、
発行日から何年も過ぎた戸籍謄本では、
再度取得しなおしになる場合もあります。
発行日から何年も過ぎた戸籍謄本では、
再度取得しなおしになる場合もあります。
発行日から6ヶ月~1年以内のものを使用するほうが、安心です。